経営企画では、その業界の動向を調査することが重要になってきます。業界の動向を分析するためには6つの項目に着目するといいでしょう。水素吸入機のとあるメーカーに勤める人に聞いたことがあります。

「ライフサイクル」として萌芽期・成長前期・成長後期・成熟期・衰退期に分類することができます。このライフサイクルと成長率がリンクしてくるわけです。参入に向いているタイミングは成長前期が最も高いといえます。

「寡占度」は、独占、2~5社の事業シェア、一番の企業の事業シェアを明確にする必要があります。寡占度が高いほど新規参入は難しくなり、既存の事業を収益化するのにも困難が伴ってきます。

「業界が抱える問題」は様々な課題を列挙しつつ、どう食いこんでいけるかを模索するのに大切です。

「法制度」は法律の改正や制定は関わる業界全体の売上・収益を左右するものですので、影響の大きいものに着目する必要があります。

「業界の動向を左右する技術革新」は企業の盛衰にも影響を及ぼしてきます。

「業界構造」は内外との提携や合併、外資系の退出入などに着目していきます。