史上最年少で東証一部を果たしたことで有名になった村上太一氏が社長を務める株式会社リブセンス。主にネットでの求人広告を行っている企業であるが、リクルートという巨大企業がありながら、現在はリクルートのネット媒体であるタウンワークより多い求人数を獲得しており、巨大企業と対等に競争できるポジションに立っています。
このリブセンスの特徴はリクルートとは違い、成功報酬型のビジネスを行っている事です。通常広告は掲載する事で広告主はコストを支払わなければなりません。つまり広告を掲載しても募集者が来なければ、支払った費用は無駄になり、規模の小さい小売店では人件費がかかる問題を抱えていた。しかし、リブセンスは掲載費は無料であり、募集者を採用したことで支払いコストが発生する仕組みになっています。
大手リクルートがこの手法を行わなかったのは、既存のシステムを大々的に広げており、システムを一新する為には多大なコストがかかる為、新しい形態に変える事が出来ないデメリットがあるからです。リブセンスは今後エンジニアを雇う事で求人関連のシステム開発を重点に取り組んでいく予定です。故に今後更なる利便性のある求人システムを構築される可能性が秘められています。